♪ 茨城の風景 「西塩子の回り舞台」 観天望気 presents 尾瀬で幕営しま専科 
 Home »風景写真 »茨城の風景 »D100の世界 »食い道楽 »温泉三昧 »考える葦 »パンドラの箱 » »HP内検索エンジン 

■ 「西塩子の回り舞台」 茨城県常陸大宮市

 最近のことですが3年に一度、茨城県常陸大宮市では、「西塩子の回り舞台」が開催されています。
 でも、その始まりは、江戸時代後期です。
 そんな昔の事をここで紹介しても、、、江戸時代には私はいなかったからなぁ。

 今年は、平成18年10月28(土)〜29日(日)に公演が行われました。 やっぱ、ここからスタートした方が良いようです。

 10月28日(土)快晴のなか、演目は進行していったのです。

 12:00 開演
 12:20 常磐津「子宝三番叟」(塩田小学校3・4年生)
      常磐津「将門」(伝統文化こども教室参加児童)
 13:00 子ども歌舞伎「白浪五人男」(塩田小学校3・4年生)
 13:50 常磐津「将門」(伝統文化こども教室参加児童)
 15:00 「舟辨慶」観世流能楽師 九世 橋岡久太郎師
 16:30 歌舞伎「菅原伝授手習鑑 寺子屋の段」(西若座)
 18:30 終演


 今回のメインイベントは「平成の大幕」のお披露目でした。

 平成14年から始まった「平成の大幕づくり」なのです。 これは、地元で綿を栽培し、紡ぎ、織った布で作った、
 180年余り前の「文政の大幕」に代わるものとして、先人の作り方を踏襲して、作成されました。
 その結果、長さ約4mの白綿布37枚を完成させたそうです。

 全国に公募して決定した兵庫県の染め職人・浅井一甲氏(竹岱亭代表)により染められた大幕は、
 いよいよ縫い合わせられ、今回公の場に公開される段階になりました。
 縦3.5m、幅11m余の「平成の大幕」、、、どんなかな? 期待が膨らみますねぇ。

 文政の大幕が引かれ、その後ろから、平成の大幕が皆の期待を受けながら、静々とその姿をお披露目したのです。
  

 「平成の大幕」
 これって染め氏の方によると、オメデタイ絵柄だそうですが、、、何か足りないなぁ。 そう、思ってしまう私なのです。
 

 こちらは綿を紡いで機を織った面々です。                    で、こちらが染め職人さんです。
  

 作った皆さん、ご苦労様でした。 貴方達の名前は、ここにちゃんと記録されてますからね! でも、何で逆さまなの?
 (この幕の絵は、その中の人が主人公ですから、巻物の文字が逆なのは、、、当たり前!ですねぇ。)
 

 こうして、「平成の大幕」が完成したのです。 メデタシ、めでたし、、、

 が、何か足りないなぁ。 つい、そう、思ってしまう私なのです。 何が足りないのかな? 皆さんはどう思いますか?
 

 私としては何故「海老」が画かれていないのか?悩みます。

 海老す大根食う(恵比寿・大黒)、、、というウィットがこの大幕には無いのが残念だなぁ。
 200年も使うなら、、、そんな遊び心が欲しかったぁ。

 今のままでは、この舞台に出るのは単に大根役者だっチュー!の。 そう、二匹のネズミが言っています。
 

  

■ まとめ

 西塩子の回り舞台 
  

 西塩子の回り舞台は、その一部に江戸時代後期の道具も残っている組立式の農村歌舞伎舞台です。

 舞台の床板、回り舞台の土台、花道の床板などの部材と、舞台背景や各種の幕などの道具を使って、
 客席の間口・奥行き20m程の舞台を組上るのです。

 昼間も良いけど、夜の舞台って、良いものです。 屋根の300本の竹も良い感じですねぇ。
 

 今回は 観世流能楽師 橋岡久太郎師による能も演じられました。
 これってシェークスピアよりも昔から演じられている芸能です。
 

 もしかして、橋岡久太郎さんの顔が上の写真のようなのかな?
 と、思う素直な気持ちの子供がいるといけませんので、、、本人登場!
 

尾瀬で幕営しま専科
Copyright © 2002-2006 観天望気 All Rights Reserved.